
熱海海上花火大会は1952年(昭和27年)から始まり、60年以上の歴史があります。1年を通して行われている熱海の名物イベント。2021年の8月5日に70年目を迎えます。
多くの人が訪れるので、混雑を避けてゆっくり見るためにもクルージングでの見物がおすすめ。
海上で打ち上げているので、間近で花火を眺めることができ、その振動までも体感できます。熱海の夜をすてきに彩るこの花火大会について詳しくご紹介します。
熱海海上花火大会の基本情報
まずは熱海海上花火大会について、開催日や花火の特徴をご紹介します。
2021年熱海海上花火大会の開催日
2021年度開催日
春季 | 3/7(日)、3/21(日)、3/27(土)、3/30(火) 4/17(土)、5/15(土)6/4(金)、6/5(土)、6/6(日) |
夏季 | 7/30(金) 8/5(木)、8/9(月)、8/18(水)、8/22(日)、8/27(金) |
秋季 | 9/25(土)、11/21(日) |
冬季 | 12月18日(土) |
2021年度開催時間
3月 | 20:30~20:45 |
4~5月 | 20:20~20:40 |
6月 | 20:20~20:35 |
7~8月 | 20:20~20:45 |
9~12月 | 20:20~20:40 |
例年の開催日
2020年度
春季 | ※春季の花火大会については延期が決定しました。 |
夏季 | 7月26日(日)、7月31日(金)、8月5日(水) 8月18日(火)、8月21日(金)、8月23日(日)・8月27日(木) 夏季は開催予定ですが、今後の状況によって延期や中止の可能性もあります。 |
秋季 | 9月22日(火)、10月10日(土) |
冬季 | 12月6日(日)、12月13日(日) |
2019年度
春季 | 3月31日(日)、4月20日(土) 5月11日(土)・26日(日) 6月16日(日)・29日(土) |
夏季 | 7月26日(金)・30日(火) 8月5日(月)・8日(木)・18日(日)・23日(金)・30日(金) |
秋季 | 9月16日(月祝) |
冬季 | 12月8日(日)・15日(日) |
2018年度
春季 | 1月14日(日)、2月12日(月祝) 4月14日(土)・22日(日) 5月12日(土)・27日(日)、6月3日(日)・17日(日) |
夏季 | 7月27日(金)・31日(火) 8月5日(日)・8日(水)・19日(日)・24日(金)・30日(木) |
秋季 | 9月17日(月祝) |
冬季 | 12月9日(日)・16日(日) |
2017年度
春季 | 3月11日(土)、4月15日(土) 5月13日(土)、6月10日(土) |
夏季 | 7月23日(日)・28日(金) 8月5日(土)・8日(火)・18日(金)・20日(日)・24日(木) |
秋季 | 9月18日(月) 10月9日(月) 11月12日(日) |
冬季 | 12月10日(日)・17日(日) |
2016年度
春季 | 4月9日(土)、5月14日(土) |
夏季 | 7月24日(日)・29日(金) 8月8日(月)・18日(木)・21日(日)・26日(金) |
秋季 | 9月19日(月) |
冬季 | 12月4日(日)・11日(日)・18日(日) |
打ち上げ花火数
2021年度予定数:春季・秋季・冬季は各日およそ3,000発、夏季はおよそ5,000発。
会場
熱海湾(静岡県熱海市)。
観覧場所
サンビーチ海水浴場~熱海港まで海岸線一帯。
特徴
熱海海上花火大会は、打ち上げ会場に大きな特徴があります。
会場となる熱海湾は三方を山に囲まれたすり鉢状の形をしているため、海で打ち上げた花火の音が反響して増幅される音響効果が抜群に良い場所です。
毎回、花火大会のクライマックスを飾るのは「大空中ナイアガラ」。
仕掛け花火ではなく、大量の花火を連続して打ち上げる「スターマイン」と呼ばれる形式のものです。花火が夜空を埋め尽くす様子は、ほかではなかなか見られない圧巻の光景。
このような臨場感あふれる花火大会が夏だけでなく、1年を通して行われるのも熱海海上花火大会の特徴です。
春や秋などは過ごしやすい気候のなかで花火を見物することができ、冬はクリスマスに近い日にも花火大会があるので、澄んだ空気のなか大切な人と花火を堪能できます。
また、夏季は夏休みで熱海に来られる方に合わせて、平日の日程も組まれています。昼は熱海観光、夜は花火大会、両方楽しめるのです。
熱海海上花火大会のアクセス情報
ここでは、多くの人が集まる人気スポット、熱海親水公園へのアクセスをご紹介します。この公園は地中海のリゾートをイメージして作られています。
- 第1工区(スカイデッキ)は南欧コートダジュール
- 第2工区(レインボーデッキ)は北欧サンレモのリビエラ海岸
- 第3工区(渚デッキ)は南イタリアのナポリ海岸
それぞれ工夫されています。海岸線に沿って横に長いので、海上の花火が見やすいのが特徴。どのエリアに行きたいか、きちんと把握して向かうと良いでしょう。
JR
JR東海道新幹線、JR東海道本線で熱海駅下車。
徒歩15分(目的のエリアによって多少変わります)。熱海港方面行きバスで約10分。「銀座」、または「親水公園」下車。
車(パーキング情報)
隣接市営東駐車場250台ほか。市営駐車場料金は30分110円(税込)。
開催当日は熱海市内全体で駐車場が混雑し、スムーズに止められない可能性があります。
7、8月は交通規制もかかり、帰りの時間帯になると親水公園周辺では歩行者が優先されるので、車を出すのに時間がかかる場合もあります。公共交通機関を利用しての来場がおすすめです。
穴場スポットはココ!
人気の親水公園もいいのですが、少し離れたところから花火を見るのもおすすめです。熱海海上花火大会を楽しめる穴場スポットを2か所、ご紹介します。
見どころの多い熱海では、穴場スポット自体が観光地になっているところも多くあります。ほかの土地の花火大会とはまた違った雰囲気を楽しめるのではないでしょうか。
熱海サンレモ公園
1つ目の熱海サンレモ公園は、熱海市とイタリアのサンレモ市の都市提携を記念して作られました。
会場から近く、打ち上げ花火もしっかり見ることができる場所です。園内はヤシの木が植えられていて地中海の雰囲気が漂っています。
いつもとは少し違ったムードのなか見る花火も面白いのではないでしょうか。
熱海城
2つ目は、錦ヶ浦山頂にそびえたつ熱海城。360度見渡せる、熱海一の眺望ポイントで、夜景とともに花火を楽しめます。
普段は午後5時に閉場しますが、7月・8月の花火大会当日は午後9時まで時間を延長しています。
先着順で天守閣から眺めることもでき、昔にタイムスリップしたかのような感覚が味わえます。
人気の観光地、熱海の魅力
都心から新幹線なら40分から50分。温泉地として有名な熱海は、源泉掛け流しの温泉を楽しむだけでなく、海水浴や港街ならではの新鮮な魚介類も味わえます。
街を取り囲む豊かな山と海の景色も熱海の魅力。浜辺から見る海、山からのぞむ夜景、どの景色も美しいです。少し足をのばして十国峠に行けば、雄大な富士山を眺めることもできます。
海と山に囲まれたすばらしい環境は、友達や家族、カップル、どなたでも楽しめる観光地として人気があります。
温暖な気候の熱海では、1年を通してさまざまなイベントが開催されているので、いつ行っても楽しめますが、なんといっても人気があるのは、熱海海上花火大会。
夜空に広がる花火や、水面に映る花火の美しさはもちろん、次々と連続して上がる迫力は、熱海海上花火ならではのもの。
昼間の観光を楽しんだ後に、ショーアップされた見ごたえのある花火大会を満喫すれば、心に残る思い出になるでしょう。
クルージングで迫力満点の花火を味わう
人気の熱海会場花火大会は毎回多くの人でにぎわいます。週末や夏休みにはさらに人出が増えて大混雑。
花火は見たいけれど、人の集まる場所に行きたくないという方に、アニバーサリークルーズでは、貸切クルーザーからの花火見物をおすすめしています。
海上からの眺めは視界を遮るものがなく、大パノラマで花火を観賞できます。
陸から見る花火とは違った形をしている場合もあり、よりおもしろさが増すはず。三方を海に囲まれた熱海湾に響く大迫力の音と振動を、間近で体感できる点も喜ばれています。海岸で見るよりさらに迫力があるでしょう。
クルーザーは人数や予算によって最適なものを選ぶことが可能です。
1隻丸ごと貸切利用のため、家族や親しい友人同士だけの完全なプライベート空間でゆったりと花火大会を満喫できます。
花火鑑賞と一緒にBBQも楽しめる
貸切クルーザーでは、夏の夜の海風を感じつつ、デッキでBBQをしながら花火が見える場所まで移動することも可能です。
食材や機材はすべてご用意しますので、気軽にBBQを楽しみながら花火を鑑賞できます。人気のBBQと花火大会を同時に楽しめば、最高の思い出になるのではないでしょうか。
また、コロナ禍で感染リスクを抑えたい方にとっても貸切クルーザーは最適です。
完全なプライデート空間であることはもちろん、換気対策にも優れています。ソーシャルディスタンスも大きめの船を選ぶことで確保が可能です。
熱海海上花火大会は1年を通して開催されていますので、チャンスはたくさんあります。ぜひ一度はクルージングでの花火見物を体験してみてください。
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