できるだけ船酔いをせず、クルージングを楽しむにはどうすればいいのでしょうか?船酔い防止のポイントを事前に知っておけば、当日船酔いすることなく、クルージングを楽しむことができるでしょう。
船酔いしないためのポイント
船酔いの原因は、平衡感覚を感知する三半規管や脳に、普段の生活では経験しない揺れや振動の刺激が伝わることで、自律神経のバランスを崩した状態のことをいいます。
また、体質的なものにも影響され、もともと船酔いしやすい人としにくい人がいます。
船酔いを防ぐためには、前日からの準備が必要です。前の晩はできるだけしっかりと睡眠をとるようにしましょう。
疲れが溜まっている状態のときは血圧が下がり、自律神経が乱れやすくなります。
その結果、酔いやすい状態になるといわれています。
また、空腹は船酔いの原因になりますので、食事はしっかりと取っておくようにしましょう。
クルージングコースを工夫して船酔い防止
クルージングコース選びも船酔いに大きく関係しています。
東京湾や横浜港は、防波堤や岸壁に守られているため波が少なく、他のクルージングコースよりも船酔いする確率がとても少ないです。
それでも船酔いが心配な場合は、河川や運河コースもありますので、そちらをおすすめします。
そして、クルーズ船はできるだけ大きなものを選ぶようにしましょう。
小さい船ですと揺れが大きくなりますので当然酔いやすくなります。ですので、波の影響を受けにくい大型船でのクルージングがよいでしょう。
乗船前には必ず酔い止め薬を飲むようにし、乗船後は遠くの景色を見るようにすると酔いにくいといわれています。
船内は空気がこもっていますので、デッキに出て気分転換をするのもよいでしょう。
編集長 | 高橋 知里