日本の代表的な工業地帯である京浜工業地帯に属する川崎の工場地帯。
製鉄や化学工場、石油プラントなどがひしめきあっており、夜になるとさまざまな大型機械に作業用の明かりがぽつぽつと灯ります。
その予期せぬ輝きと美しさは、多くの方の目を奪い心に焼き付いています。
工場夜景の魅力を、クルージングで存分に堪能してみませんか?
観光名所として有効活用
工業地帯に広がる工業夜景。各行政も貴重な観光資源として活用することを推進しています。
川崎市では、2011年2月に全国初となる「第1回全国工場夜景サミット」を開催しました。
これを皮切りに、同じく工場夜景を観光資源として活用する取り組みを行う、三重県四日市市や福岡県北九州市などが連携し、現在は日本五大工場夜景エリアに発展。
全国からファンが訪れるようになりました。
工場周辺の運河をクルーザーで巡るコースは、夜景を間近で堪能できます。
闇に浮かぶ姿が宇宙ステーションのような、力強い輝きに元気をもらえると好評を博しています。
色彩豊かな工場の光がきらめく不思議な光景。
水面に反射したライトが揺らめくようは幻想的で、ほかの夜景では味わえないような趣があります。
人気が高まる工場夜景のなかでも川崎工業地帯は、規模の大きさや運河の張り巡り、景観を見るためのコースの多さなどすべてが充実しています。
無機質な鉄塔や配管が暗闇のなかで無数のライトに照らされ、昼間のイメージとは全く違う表情を現す工場夜景が、観光名所として有効活用されることはとてもすばらしいことです。
外国人の接待や観光にもおすすめ!
川崎の工場夜景クルージングは、日本でしか味わえない体験をしてもらいたい、という場合にもおすすめです。
日本は技術先進国というイメージがあるため、日本のものづくりに関心を示す外国人は多く、産業関連のミュージアムや工場見学などは人気を集めています。
それに加えて、日本は四方を海に囲まれた島国、海洋国家としての側面を持っています。
この2つの特徴を掛け合わせた観光プランが、まさに工場夜景クルーズと言えるでしょう。
特に川崎は、日本最大の工業地帯である京浜工業地帯の中心地。
日本の近代化や地理的特徴が存分に味わえる観光コースとして、近年注目を集めています。
川崎工場地帯の夜景クルーズは、横浜の繁栄を象徴するような高層ビル群とコスモワールドの大観覧車など見どころ満載のみなとみらい地区やベイブリッジ、本牧埠頭などの観光スポットも一緒に巡ることができますので、楽しんでいただけるはずです。
お料理は、カジュアルなものから本格的コース料理まで、ビュッフェ形式やBBQなど多種多様なメニューからお選いただけます。
また、本格イタリアンやハラール料理などのケータリングもご用意できます。
おいしい食事を楽しみながら工場夜景も満喫できるのは、クルージングならではの魅力です。
外国の要人を接待する際にも、十分に満足してもらえるのではないでしょうか。
ぜひ一度アニバーサリークルーズの夜景クルージングで大切な方をおもてなししてみませんか。
編集長 | 高橋 知里