
忘年会が成功に終わっても幹事の役割は終わりではありません。翌日に出席者にメールでお礼をして任務が完了となります。事前準備から当日の段取り、最後のお礼まで自然にスマートにできてこそ、できる幹事と言えるのです。最後までマナーを心得た振る舞いができれば、あなたの印象は大きくアップします。
参加者へ感謝のメールを送ろう
忘年会の翌日はいつもより早く出社して、すみやかにお礼のメールを出しましょう。
ほとんどの人は仕事を抱えた状態で忘年会のためにスケジュール調整し参加してくれています。
役職が上の人になればなおさらです。
お礼文の内容について、まずは自分なりの表現で参加者へ感謝の気持ちを伝えましょう。
毎日顔を合わせる人や、すぐ会いに行ける人にはメール配信だけでなく、直接お礼のあいさつに伺うとより丁寧です。
次に、不手際があった点のお詫びをします。
具体的な例がなくても、自分が気付かないところで不手際があったかもしれません。
もし、会計係や受付係などサポートしてくれた人がいる場合は、名前を出して感謝の気持ちを伝えましょう。
そして、会計報告とあわせてご厚志を賜った場合は、しっかりとお礼をすることが大切です。
最後の一文には、再び御礼文を入れると丁寧で締まります。
メールひとつを出す場合でも、きめ細やかな心遣いが必要です。
メールを送る前に、お礼メールの送り漏れがないか最終チェックも忘れないでくださいね。
メールの例文ご紹介
次に、メールの例文をご紹介します。
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忘年会にお集まりくださった皆様
このたびはお忙しいなか、忘年会にご参加いただき誠にありがとうございました。
皆様のご協力で無事忘年会を終えることができました。
部長をはじめ先輩方から仕事に対する貴重なお話をいただき、改めて身の引き締まる思いです。
当日は、行き届かない点が多々ありましたこと、申し訳ありませんでした。ご容赦いただければ幸いです。
今回会計係をサポートしてくださった△△さん、ありがとうございました。とても助かりました。
下記にて会計報告をさせていただきます。
○/○忘年会会計報告
<収入の部>
会費
○○○○円×△△名=□□□□□円
○○○○円×△△名=□□□□□円
合計□□□□□円
<支出の部>
会場×××
飲食費○○○○円×△△名=□□□□□円
景品代○○○○円
合計□□□□□円
<残金>
◇◇◇◇円
次回の飲み会に繰り越し
以上、会計報告です。
なお、〇〇部長より、ご厚志をいただきました。ここで改めてご報告させていただきます。〇〇部長、誠にありがとうございました。
今回の忘年会は皆様のおかげで大変楽しい時間を過ごすことができました。どうか引き続きご指導のほどよろしくお願いいたします。メールにて恐縮ですが、取り急ぎお礼を申し上げます。
本当にありがとうございました。
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一から作成しようと思うと、メールの配信が遅くなってしまうかもしれません。
事前に雛形を用意しておき、エピソードを加えるとスムーズに配信できます。
忘年会の幹事は年末の忙しい時期に限られた時間で準備をしなければならず、上司がたくさん参加する場合も多いので、会場の選定も難しいと思います。
会場選びに迷ったらアニバーサリークルーズのクルージングを利用してみてはいかがでしょうか。
充実した忘年会プランで幹事の仕事をしっかりサポートいたします。
いつもと一味違う忘年会で、数々の飲み会に参加してきた上司の受けもバッチリです!