
忘年会は、職場の1年を締めくくり、そして来年に向けての英気を養う大事な行事です。
最近では、普段の職場での服装がどんどんカジュアルになってきていますが、忘年会ではどのような服装が好ましいのでしょうか?
下調べするのを忘れずに!
まず大切なのは、忘年会を行う会場を知ることです。
普通の飲み屋さんなのか、レストランなのか、バーのようなお店なのか、あるいはホテルなのかによっても、適切な服装は変わってきます。
どのような会場で行うのかを事前に確認し、その場所に合った服装を考えるようにしましょう。
特にホテルや高級レストランなどでは、ドレスコードが決められているケースがあるので注意が必要です。
ここでドレスコードについて簡単におさらいしておきましょう。
ドレスコードには大きく分けて「フォーマル」と「カジュアル」があります。
そしてそれぞれにランク分けがあり、下の項目にいくほどカジュアルになっていきます。
1.フォーマル
(1)正装(フォーマル)
(2)準礼装(セミフォーマル)
(3)略礼服(インフォーマル)
正装と準礼装については、晩餐会や格式高いパーティなどでの服装なので、一般的には略礼服からになるでしょう。
略礼服は、結婚式に招待された際に着用するような服で、男性ならブラックスーツかダークスーツ、女性はワンピーススーツやスカートスーツになります。
2.カジュアル
(1)スマートエレガンス
(2)カジュアルエレガンス
(3)ビジネスアタイア
(4)スマートカジュアル
ここでいうカジュアルとは、いわゆる「普段着」という意味ではないので注意してください。
スマートエレガンスは、高級ホテルなどで指定されることの多いスタイルで、ほぼ略礼服に準じたものになります。
カジュアルエレガンスは、フォーマルほど堅苦しくなく、ある程度ドレッシーな装いです。
男性はダークスーツ、女性はワンピースに羽織物が無難でしょう。
ビジネスアタイアは、ほかとは少し毛色が違いますが、学校関係の行事や、ビジネス関係のレセプションで指定されることが多く、基本的には男女ともにスーツ着用です。
スマートカジュアルは、かなりくだけた装いになります。
男性はジャケットやチノパンにノーネクタイ、女性はワンピースやブラウス+スカートといった感じです。
とはいえあまりラフになりすぎないよう心がけたいものです。
周りに合わせることも大切
さて、それでは忘年会における適切な服装とはどれになるでしょうか?
ドレスコードが指定されていればそれに従えばよいのですが、普通はあまり細かく指定されませんよね?
そうなると何を着ていけばよいのか迷ってしまいます。
無難なのは「スマートエレガンス」か「カジュアルエレガンス」、「ビジネスアタイア」あたりでしょう。
略礼服(インフォーマル)でもよいかもしれませんが、あまり堅苦しすぎると逆に浮いてしまいます。
一番よいのは、周りに合わせることです。
同僚にどんな服装で参加するかを聞いたり、事前に示し合わせておくのも手です。
また、会場にいるほかのお客さんがどんな服装をしているかを想像したり、下見をするなどして、お店の雰囲気にマッチした服装をすればよりベターでしょう。
大切なのは、その場の雰囲気をこわさないということです。
ほかの参加者に不快な印象を与えないよう心がけましょう。
マナーに沿った服装で忘年会に参加しよう
社会人はTOPに合った服装をすることが求められます。
TPOに沿った装いをすることが社会人としてのマナーです。
とはいえ、あまり臆病になる必要はありません。マナーの範囲内でおしゃれをしたり、個性を取り入れたりするのも楽しみのひとつです。
普段とは違った装いで、年に一度の忘年会を存分に楽しみましょう。
また、1年の締めくくりのイベントとして、忘年会を貸切クルージングで開催してみてはいかがでしょう。
ちょっぴりドレスアップして、ラグジュアリーな雰囲気のクルーザーでの忘年会は、きっと皆の心に残るイベントとなるはずです。
今年の忘年会はアニバーサリークルーズの貸切クルージングで開催してみてはいかがでしょうか?