毎年、春になると楽しみなのがお花見です。身近な場所でも桜を目にする機会が多く、春の訪れを感じられるので、みんな大好きですよね。しかし、お花見や桜についてよく考えたことはありますか?身近すぎて存在することが当たり前となってしまい、何の疑問も持たずにただお花見をしている方も多いのではないでしょうか?もちろん、それでも充分楽しめるだけの魅力はありますが、お花見に関するうんちくを知っていると、さらに楽しめますよ。今度のお花見でさっそく披露しましょう♪
こんなこと知ってた!?お花見うんちく集
・ソメイヨシノについて
桜といえば、ソメイヨシノというくらい、日本でポピュラーな種類。
日本の桜の約8割を占めているそうです。
ソメイヨシノは自生する「野生種」ではなく、観賞用に品種改良された「園芸種」です。
種から育てるわけではなく、接ぎ木や挿し木で増やしています。
しかも日本に咲いているソメイヨシノは、単一の木のクローンなんだとか。
・お花見の歴史
奈良時代には貴族の宴会行事でお花見をしていましたが、その花というのが梅だったそうです。
花といえば「梅」だったのが、「桜」に変わったのが平安時代で、庶民に広がったのは江戸時代、8代将軍徳川吉宗の頃。
吉宗が江戸の各地に桜を植樹させ、お花見を奨励しました。
隅田川の桜も吉宗が植樹させたといわれています。
うんちくと一緒に楽しむお花見クルージング
桜やお花見についてのうんちくを知ると、だれかに披露したくなりますよね。
みんなでお花見クルージングに出かけましょう。
隅田川にお花見クルージングに出かけ、「このあたりの桜も最初は吉宗が植えたものかもね」と、昔に思いをはせて眺めると、いっそう感慨深くなるはずです。
屋形船で江戸情緒をたっぷり感じるのも良いですし、クルーザーで現代的な楽しみ方をするのも良いですね。
隅田川のお花見クルージングでは、桜とスカイツリーの共演も楽しめます。
今年のお花見はぜひ、クルージングで楽しんでみてください。
編集長 | 高橋 知里