
忘年会の宴開始の合図にもなる乾杯は、そのあいさつによって宴会の雰囲気をつくることになる、とても重要な役割です。そういった乾杯のあいさつを任された皆さん、緊張で胃が痛くなっていませんか?
今回は、乾杯のあいさつの例文から、おさえておきたいポイントまでたっぷりとご紹介していきたいと思います。
乾杯のあいさつのポイントとは?
いよいよ忘年会の季節がやってきました。忘年会で悩みの種になってしまうのが、「あいさつ」。
幹事の方から頼まれてしまってはなかなか断れないですよね……。
冒頭に行われるあいさつ、そして乾杯のあいさつは、同一人物が行う場合と、別々に行う場合があります。
忘年会ではどちらかといえばくだけた形式が好まれるため、「まずは乾杯のあいさつを」と同一人物が行う場合が多いようです。
乾杯のあいさつは、宴会のスタートの合図となるものです。どういった点に気をつければよいのかを解説していきます。
乾杯のあいさつでおさえておきたいポイントの1つ目は、「簡潔に、短く」ということです。
参加者の皆さんは、目の前に美味しそうな料理やお酒が陳列した状態であいさつを聞かなければなりません。
長く待たせては失礼です。あいさつは30秒~1分間を目処に手短にまとめるようにしましょう。
ポイント2つ目は、「ほめる言葉は後半に」ということです。
例えば、「皆さんよく頑張りましたが、なかなか結果の出ない1年でした。」というあいさつと、「なかなか結果の出ない1年でしたが、皆さんよく頑張りました。」というあいさつではどちらが好印象に感じますか?当然後者ですよね。
楽しい忘年会ですので、参加者の皆さんを嫌な気分にさせてしまうような言葉遣いや内容は避けましょう。
また、「お疲れ様でした」や「ご苦労様でした」という言葉を嫌う人もいます。心配ならば「ありがとうございました」、「お世話になりました」という言葉に変えるとよいでしょう。
それでは、ポイントを押さえたあいさつの例文をご紹介します。
「皆さん、今年1年本当にお疲れ様でした。
今年は例年にないほど厳しい1年になりましたが、本当に皆さんよく頑張ってくれました。
今夜は、飲んで食べて、存分に英気を養ってください。
それでは、グラスもそろったようですので、乾杯の音頭を取らせていただきます。
乾杯!」
友人同士の忘年会ではどうあいさつする?
それでは、友人同士の忘年会はどうでしょうか。
誰もが知っているお笑いネタなら、共感を得て場も一層盛り上がるでしょう。
「俺が乾杯する」「いやここは私が」「じゃあ僕が」「どーぞどーぞ」…ダチョウ倶楽部の代表的なネタでつかみはOK!
一緒にノッてくれる人を今から探しておきましょう。
また、「スピーチとスカートは短いほうがよいと言いますが…」という博多華丸・大吉ネタなど、お笑い芸人の漫才ネタを利用するのも良いと思います。
会社の忘年会ほどかしこまらなくてよいので、自分も楽しむ感覚であいさつしましょう。
会社の新人社員のようにわざときっちりあいさつしてみたり、わざとエピソードを長く話してみたりするのも良いですね。
「私が言うのもなんですが、本日は無礼講でございます。
私は今年、忘れたいと頭を抱えるような嫌な事は特にありませんでした。
しかし、皆様方の中で自分が忘れたいことがある方は、
私には、迷惑をかけないように頑張って、忘れてください。
それでは、乾杯!!」
なんてふざけてみるのもよいですね。
乾杯はクルージングで上品に!
乾杯のあいさつをより上品に演出するために、忘年会をクルージングで行うのはいかがでしょうか。
クルーザーは、小さめのファミリーサイズから大人数でもご利用可能な大型のクルーザーまであるため、参加者の人数に合わせて船を選ぶことができます。
またオプションをつけることで、自分好みの忘年会プランを作ることができます。
例としては乾杯の際のドリンクなどをオプションでグレードアップすることができます。
さらに、アニバーサリークルーズには専属のコンシェルジュがおり、予算に応じてプランづくりのサポート。
初めてクルージングを利用する方でも安心です。お気軽にご相談ください。