日本の国際貿易港として発展してきた横浜港には、それぞれ特徴がある10の埠頭があります。貿易港としての活躍をしているほかにも、観光に訪れた方々が楽しめる施設も作られています。また、大さん橋などの桟橋もあり、貿易を長らく支えています。
横浜港にはさまざまな埠頭と桟橋があります
横浜港は150年もの長い歴史がある港で、日本を代表する国際貿易港として栄えています。
港湾区域には数えて10の埠頭があり、そのなかでも1896年に建造された大さん橋ふ頭は最も古い歴史を持っている埠頭です。
横浜港の湾岸施設として機能していた大さん橋ふ頭は、1964年の東京オリンピック開催を契機に大改造が行われ、入港する客船を迎え入れる客船ふ頭としても機能するようになりました。
平成には再整備工事が行われ、現在では国際客船ターミナルであるのと同時に観光に訪れた方々が親しむ施設として生まれ変わっています。
また、横浜港において初の島式ふ頭である大黒ふ頭では、国内最大級の物流施設を誇る「横浜港流通センター」を筆頭に、野球場や多目的グラウンドなどがある大黒ふ頭中央緑地があります。
ほかにも、コンテナターミナルとして稼働している本牧ふ頭や高度成長期を支えてきた山下ふ頭など、10つの埠頭はさまざまな活躍を見せています。
大海原で自然を感じよう!
横浜港の埠頭に足を運び、一面に広がる大海原を眺めてみるのも良いですが、実際に大海原へ出て肌身で感じてみるのはいかがでしょうか。
アニバーサリークルーズでは、横浜近郊を巡るクルージングを提供しています。
貸切クルーザーに乗って海に出ると、見えてくるのはウォーターフロント都市です。
複合商業施設が立ち並ぶみなとみらいをはじめ、歴史がある赤レンガ倉庫や高くそびえるマリンタワー、そして横浜のシンボルであるベイブリッジを観賞できます。
もちろん、本牧ふ頭や大黒ふ頭などの埠頭も一望できます。
夜になればライトアップされるので、昼とはちがった景観が見られますよ。
また、クルージングをしながら本格的な料理を味わうことや、思い出作りの演出を添えてくれるオプションで楽しむことも可能です。
日本の国際貿易港として長らく発展してきた横浜港。
その港湾をクルージングで巡りながら、大海原で自然を感じてみてはいかがでしょうか。
編集長 | 高橋 知里