冬も後半になり温かな日差しが続くと、みなさんが楽しみにしているお花見の季節が近づいてきます。例年通りにいけば、3月下旬から約3週間、きれいな桜が楽しめると言われています。お花見といっても、誰とどこで見るかによって楽しみ方はさまざまです。今回は桜を楽しむための穴場と、その楽しみ方についてご紹介します。
人に邪魔されない穴場にはどんなところがある?
東京には桜の名所が多くありますが、お花見を楽しむ人たちが大勢押し寄せ毎年混雑してしまいます。人の多さや宴会中のにぎやかさに圧倒されてしまい、ゆっくり季節を感じたいと思ってもなかなか難しいと感じている人も少なくありません。
しかし、人に邪魔されることなく桜を鑑賞できる穴場も実はあります。
意外と知られていないところでは、一般の方も出入り可能な大学のキャンパス内に入ってのお花見です。
大学の敷地内というだけあって、お酒や宴会を禁止にしているところも多く、酔っ払って悪ふざけをする団体に邪魔をされることもなく、ピクニックシートを広げてゆったりと桜を楽しむことができます。
大学によっては、夜間ライトアップをしているところもあり、昼間とはまた違った桜の表情を堪能できるでしょう。
大学にはトイレや自動販売機の設置もありますので、急な寒さに温かいものが欲しくなっても大丈夫です。時間や決まりなどは各大学に問い合わせると良いでしょう。
そのほかには、昭和記念公園や光が丘公園もおすすめです。
とても広い公園のためそれほど混雑を感じずにお花見をすることができます。昭和記念公園内には循環バスも通っており、広大な敷地の移動もスムーズにできます。
光が丘公園はペット連れOKなので、動物とふれあいながら楽しいお花見ができそうです。
人気がない場所だと物足りなく感じるときも…
桜は咲いているのにあまり人が集まっていない場所では、ゆっくり桜を鑑賞することはできると思いますが、満開のはずの桜が散りかけていたり、背景とのバランスできれいに見えなかったりして、物足りなく感じてしまうことがあります。
やはり桜がきれいに見られる場所には、自然と人が集まるものです。
人が少ない、人気がないという場所にはそれなりの理由があるようです。
特に女性や子ども連れのご家族に注意していただきたいのは、公共のトイレが近くにあるかどうかという点です。
急な対応に困るような場所では、せっかくきれいに咲いている桜をゆっくり堪能することができません。
一方で、前述した穴場のように、飲酒や宴会を禁止しているところでは、にぎやかに宴会をしながらお花見もお酒も楽しみたい人たちにとっては物足りなく感じてしまうかもしれません。
自分たちの希望に合う穴場が見つからないときには、どうしたら良いのでしょうか。
穴場は穴場でも、人気の花見スポットを見られる船上お花見!
お花見をするときに大変なのは、まず場所取りです。
人気のある花見の名所ともなれば、朝早くから場所取りに出る人もいるでしょう。いざ場所を確保しても、トイレまで遠かったり、途中で足りなくなった飲み物などを買いに行くのに不便を感じたりすることもあります。
そのようなとき、余計な心配は一切いらない船上からのお花見がおすすめです。
クルーザーや屋形船を手配して仲間内だけで優雅にお花見ができる貸切クルージングでは、ご要望に合わせたプランを立てることが可能です。
お花見のできるコースはお台場や隅田川が人気で、青い空の下、隅田川の橋をくぐり抜け間近で見るスカイツリーと、川岸に並ぶ満開の桜、この景色を誰にも邪魔されることなく存分に楽しんでいただけます。
船内を桜色の風船やテーブルクロスで飾ることもできますし、春らしく日本酒で乾杯!といったこともできます。
さらに、オプションで、和洋中さまざまなビュッフェを頼んだり、お好きなお花見ポイントで停泊してデッキでBBQをしたりすることもできます。
準備や後片付けはスタッフに任せて、ぜいたくなひとときをお過ごしいただけるのも貸切クルージングの魅力のひとつです。
夜の運行もありますので、夜桜を見ながらのクルージングが可能です。冷暖房完備のクルーザーは少し肌寒い日でも暖かく、またトイレの心配も不要ですので、まさに船上こそが穴場のお花見スポットと言えるのではないでしょうか。
横浜では大岡川やみなとみらいの桜を見ながらクルージングすることができます。
プライベート感たっぷりの、いつもとは違うお花見で、最高の思い出を作ってみませんか。
編集長 | 高橋 知里